6月25日に就任したフジテレビの金光修社長(65)が9日、就任後初となる定例会見がコロナ禍で中止となったのにともない、書面でラジオ・テレビ記者会の質問に回答した。

対面のみならず、オンラインでの会見も開けない理由について、金光社長は「昨今のコロナ感染者の増加、東京都にまん延防止など重点措置が適用されている状況などを鑑み、感染拡大を防止するために、やむなく会見開催を断念し書面での対応とさせていただきました」と説明している。

フジテレビには、今年2月に放送したバラエティー「超絶!THE空中サバイバル」で使用したVTRが、読売テレビの過去の番組と酷似していた件、昨年5月に出演者のプロレスラー木村花さんが22歳で亡くなった件など、懸案事項がいくつかあったため、取材各社が対面での社長会見、またはオンラインでの開催を要望していた。