ラッパーのZeebra(50)が、東京オリンピック(五輪)が始まり、新型コロナウイルス禍での開催に反対してきた人が出場選手たちを応援することを批判する一部の声に、「これを矛盾と言い切るのは単純過ぎる」と反論した。

立憲民主党の蓮舫代表代行は25日、ツイッターで「堀米雄斗選手、素晴らしいです! ワクワクしました!」と、スケートボード男子ストリートで金メダルを獲得した堀米選手をたたえたが、一部から、五輪開催に反対していたことへのツッコミや批判的なコメントが寄せられた。

蓮舫氏は「五輪で健闘された選手へのTweetに『反対してたのに』と言う反応がありますが、選手への応援と政府の危機管理体制への姿勢は別です。感染拡大の最中、今でもこの東京五輪強行の政府と東京都、組織委員会、IOCの判断には反対です。菅総理には国民の命と暮らしを守るリスク管理ができていません」と反論。続くツイートでも、「大会開催そのものへの反対は変わりません。国民を守る危機管理の問題だからです。が、一年も延期された期間にパフォーマンスを維持するために努力してきた選手、関係者の活躍には心から敬意を表します。反対なら応援するな、ではありません」とした。

五輪開催を反対していた人たちが出場選手たちを応援することについて賛否が分かれているが、Zeebraは蓮舫氏の意見に「俺は中止派ではなく延期派だが同意見」と賛同。「これを矛盾と言い切るのは単純過ぎる」とした。