テレビ朝日の玉川徹氏が27日、同局系ニュース情報番組「羽鳥モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演し、同局系で放送中の連続ドラマ「漂着者」(金曜午後11時15分)にハマっていることを明かした。

「漂着者」は、地方の海岸に漂着した正体不明で記憶喪失のイケメン「ヘミングウェイ」(斎藤工)の、未来予知のような能力に熱狂する人々と、周囲で起こる不可解な連続事件を描いた作品。番組では同日夜の放送で第一部が完結し、さまざまな謎が解明されることが紹介された。すると、ファンと知る羽鳥アナから「(完結)おめでとうございます」とツッコまれた玉川氏が「ハマッてるんですよ」と熱弁を開始。「僕ね、アメリカのテレビドラマってほとんど見ないんですけど、2つほどハマったものがあって、ひとつが『ツイン・ピークス』でもうひとつが『LOST』。謎が謎を呼んで、っていう世界観があるドラマなんです。なんで日本にこういうドラマができないんだろうなと思っていたら、できてた。この『漂着者』」と評価した。さらに「分かってほしくないけどね、謎はまだまだ」と、楽しみが続いて欲しいという複雑な心境も明かした。

玉川氏の愛は止まらず、共演の白石麻衣や野間口徹にも言及。「キャスティングもいいんですよ。白石さんは、最初わからなかったんですよ、白石さんって。なんかうまい女優さんだな、と思ってエンドクレジット見たら白石さんで、ああそうなんだって」「ローゼン岸本っていうNPO法人の代表を野間口さんがやってるんですけど、もう存在が謎」とまくしたてた。

最後は白石と同じ乃木坂46に所属した斎藤ちはるアナウンサーが「今夜です」と紹介してCMに入ろうとしたが、玉川氏は直前まで「リリーフランキーさんも出てね」としゃべり続け、途中で“カット”される形でCMに突入した。

企画・原作・脚本は秋元康総合プロデューサーが手掛けている。同氏は、SNSなどを中心に一大「考察」ブームを起こした19年放送の日本テレビ系「あなたの番です」や、コロナ禍にちなんだ殺人事件を題材にした昨年放送の同局系スペシャルドラマ「リモートで殺される」など、話題作を次々と世に送り出している。新ジャンル“秋元考察ミステリー”の最新作として、「漂着者」も今後の展開が注目されそうだ。