GACKT(48)が、重度の発声障がいなどのため、芸能活動を「無期限休止」することが7日、分かった。所属事務所によると、先月6日に海外から帰国後、「体調が悪い」と連絡があり、しばらくして容体が急変。幼少期から患っていたという神経系疾患がきっかけで、一時は命にも関わる状態に陥ったという。

数週間体調が悪化し、体重も10キロほど落ちた。現在の容体は安定しているというが、重度の発声障がいを併発しており、現状は声を発する仕事は続行不可能と医師に診断されたという。「苦渋の決断となりましたがこの方針は、医師、GACKT本人、海外側のエージェントと弊社の協議の上で決定しました」と、活動の無期限休止を決めた。今後は主治医がいる海外に戻り、持病や発声障がいに関する精密検査を行った後に、活動再開に向けて治療に専念するという。

GACKTは7月まで全国ツアーを行っていた。その後は、毎週土曜にニコニコ生放送でレギュラー配信を行っていたが、先月14日放送回から体調不良のため生配信を中止。同31日に「近日エージェントから今後の対応についてご報告させていただきます」としていた。本人のSNSや関係者によると、先月の帰国前には、仕事のためキプロスに滞在していたとみられる。GACKTは来年公開予定の映画「翔んで埼玉」の続編に出演することが発表されたばかりだった。