男女4人組バンド、SEKAI NO OWARIのメンバーSaori(35)が8日、インスタグラムを更新。英語を勉強しようと思い至るきっかけとなった出来事を振り返り、「悔しかった」と当時の心境を明かした。

Saoriは数年前からSNSなどで、海外映画を英語字幕で鑑賞するなどして勉強している様子を明かしていたが、今回の投稿では「英語を勉強し始めたのは、二十代後半のこと」と書き出し、「新宿でお酒を飲んでいたら、フランス人から『何故あなたはマスクをしてるの?』と英語で聞かれた。何も答えられずにもじもじしていたら、隣で夫が『実は彼女、日本でちょっと有名だから顔を隠してるんだよ』と英語で説明していた」と、当時のエピソードをつづった。

自身で答えられなかったことに「悔しかった。人に話しかけられて、もじもじしてしまう自分は自分じゃないと思った」とSaori。この出来事がきっかけとなり、「その次の日から英語の勉強を始めてみた」という。

「今では伝えたいことをシンプルな言葉で伝えることが出来るようになったけれど、簡単な文法や単語ですらしょっちゅう間違える。英語圏の人たちと曲作りをしているときは、専門的な言葉が分からなくて全然伝わらないこともある。でも誰も間違える私を笑ったりしない。もじもじしていた自分より、間違えながら進む今の自分の方が好きだ」とつづった。