松本まりか(37)が16日、東京・ユナイテッドシネマ豊洲で行われたアニメ映画「トロピカル~ジュ! プリキュア 雪のプリンセスと奇跡の指輪!」(23日公開)完成披露舞台あいさつに、光り輝く純白のドレス姿で登壇した。

劇中で雪の王国シャンティアのプリンセス・シャロンを演じる松本は「今回、雪のプリンセスを演じさせていただきます。プリキュアたちと、こういう場所に立たせていただいて、緊張しています」と満席の客席にあいさつ。その上で壇上に並び立つプリキュアたちを見ると「うわぁ…本物だぁ。感無量でございます」と口にした。

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、完成披露舞台あいさつは、シリーズ2作前の「スター☆トゥインクルプリキュア」以来、2年ぶりの開催となった。松本は「私も、プリキュアの世界にお邪魔させていただいている身なのですが、2年ぶりの、念願の披露試写の日に立たせていただいて、何だか本当にすごくうれしいですし、プリキュアたちを前にして、ドキドキ、ワクワク…私が楽しんじゃっています」と語った。主人公キュアサマーこと夏海まなつ役を演じるファイールズあいから「それを、『トロピカる』って言うんですよ」と決めぜりふを言うよう促されると、松本は笑いながら「じゃあ、ちょっと言い直しても良いですか? 今日は、とってもトロピカってます」と声を大にした。

ゲスト声優のオファーを受けた時の気持ちを聞かれると「私がプリキュアに声優をやっていいんですかと驚きました。世界には入れるんだと言うことがうれしかった。子どもたちの憧れの場…視線の先に入ることが出来るのが大丈夫かな、こんなにありがたいオファーもないので、とてもうれしく受けました」と語った。

そして、客席の親子に向けて「満席の映画館で映画を見られるのは、子どもたちにとって久しぶりだと思う。トロピカって、みんなが元気で、楽しんで欲しい」と呼び掛けた。