小栗旬が主演を務めるTBS系連続ドラマ、日曜劇場「日本沈没-希望のひと-」(日曜午後9時)第3話が24日、放送され、平均世帯視聴率が15・7%(関東地区)だったことが25日、ビデオリサーチの調べで分かった。個人視聴率は5・7%だった。

第1話は15・8%、第2話は15・7%だった。

1973年に刊行された小松左京氏による小説「日本沈没」が原作。翌74年にも同局でドラマ化された。今回は、2023年の東京を舞台に、日本沈没という未曽有の危機が迫る中、小栗演じる野心的な環境省の官僚・天海啓示役らが立ち向かっていく姿が描かれる。

第3話で、「関東沈没が1年以内に始まる」という田所博士(香川照之)の分析報告を総理官邸で聞いた天海(小栗旬)は、対策の緊急性を強く訴えた。

しかし、里城副総理(石橋蓮司)は田所を詐欺学者と決めつけて相手にせず、東山総理(仲村トオル)もすぐには決断できないでいた。

天海とともに危機感を募らせる常盤(松山ケンイチ)に、記者の椎名(杏)が接触してきた。彼女は田所が総理官邸に招かれたことで、ただならぬ事態が起きていると感じていた。

その夜、常盤は常盤グループ会長で父親の統一郎(小野武彦)に呼ばれた。そこには、里城がおり、同期である天海の人間性や関東沈没説に対する見解を聞かれた。