NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)の4日に放送された第4話の平均世帯視聴率が15・8%(関東地区)だったことが5日、ビデオリサーチの調べで分かった。

同作は昭和、平成、令和と時代が流れる中、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘と3世代のヒロインを描き、舞台は京都、岡山、大阪。1925年の日本でのラジオ放送が始まった日、岡山で生まれた少女、安子のドラマから描かれる。大正末期からの岡山編は上白石萌音、昭和30年代からの大阪編で深津絵里、昭和40年代からの京都編は川栄李奈が演じる。

あらすじは、安子(上白石萌音)は、稔(松村北斗)から教わったラジオ英語講座を聴きはじめた。初めて触れる英語はさっぱり分からないが、稔のおかげで新しい世界に夢中になっていく。稔は、父・千吉(段田安則)が一代で築き上げた雉真繊維の跡取り。将来欧米との取引をするため、英語を学んでいる。ある日、安子は稔に誘われて初めて喫茶店に行くことに。初めてコーヒーも飲む。そこではマスター(世良公則)こだわりのジャズが流れていた。