NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)の8日に放送された第6話の平均世帯視聴率が15・1%(関東地区)だったこと9日、ビデオリサーチの調べで分かった。

同作は昭和、平成、令和と時代が流れる中、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘と3世代のヒロインを描き、舞台は京都、岡山、大阪。1925年の日本でのラジオ放送が始まった日、岡山で生まれた少女、安子のドラマから描かれる。大正末期からの岡山編は上白石萌音、昭和30年代からの大阪編で深津絵里、昭和40年代からの京都編は川栄李奈が演じる。

あらすじは、夏休みが終わり、稔(松村北斗)は岡山から大阪に帰り、安子(上白石萌音)は文通を始めた。身近なことを手紙につづり何通もやりとりしていくうちに2人は心を通わせていった。しかし小しず(西田尚美)は稔との仲を深める安子を心配した。その一方で、甲子園出場を目指し野球の練習に励む勇(村上虹郎)は、昔から安子への思いを抱き続けていたが、いつも言えずじまいだった。そんな中、ヨーロッパでは戦争が始まり、町の中では英単語がなくなり、兵隊さんが歩いている…。世の中の気配も変化してきた。