日本発プロダンスリーグ「D.LEAGUE21-22」開幕戦が14日、東京・有明ガーデンで行われ、「KADOKAWA DREAMS」と「SEGA SAMMY LUX」が同率1位を飾った。

ともに審査員ポイントとオーディエンスポイントが合計93点で並び、昨季から含めて初めて2チームが同率で1位となった。昨季から通じて初勝利となったKADOKAWA DREAMSのディレクターKEITA TANAKAは「無事にまず開幕できたことに感謝。足りなかったところを修正しながら戦っていきたい」と気を引き締めた。

今季から選手とディレクターを兼任するSEGA SAMMY LUXのCANDOOは「すごくうれしいです! 本当にありがとうございます。スタートダッシュが大事。すごくいいスタートが切れました。昨季も開幕戦で1位。今後も伝説になっていくと思う。ここからいろいろなドラマが繰り広げられると思います。楽しみにしていて」と呼びかけた。

ともに、昨季終了から全国でワークショップを行うなど、ファン獲得にも務めてきた。また、昨季はほとんどが無観客試合となったが、今季は開幕から有観客となった。LUXのCANDOOは「お客さんがいるのといないのとでは全然違う。声はなくてレスポンスは感じます。相乗効果で生のダンスが出ることを今日改めて痛感しました」。DREAMSのMINAMIも「ファンの皆さんがパワーをくれました」と感謝していた。

今季から2チームが新たに参戦し、全11チームがチャンピオンシップ進出、そして年間チャンピオン(優勝賞金3000万円)を目指して、全12戦を戦っていく。