俳優成田凌(28)元AKB48小嶋陽菜(33)が8日、都内で行われた動画アプリTikTokのイベント「CREATOR'S LAB.2021」に出演し、「TikTok流行語大賞2021」のプレゼンターを務めた。

今年のTikTok内で流行した言葉や楽曲を決める賞で、大賞には女優や歌手として活躍する、なかねかな(26)の「モテすぎて草誘ってて森」が選ばれた。「草」「森」は、頻用されるネットワード「w」が、地面から植物が生えているように見える形であることから生まれた「笑い」を意味する言葉。森の方がより大きな笑いを意味する。

なかねは「今、成田さんから盾を受け取ったんですけど、今どう考えても私のこと誘ってるなと思いました。目が。どう考えても草でしたね。バレすぎてて森」と笑わせ、これには成田も「失礼いたしました」と返すしかなかった。

表彰式では新曲「YONA YONA DANCE」が特別賞を受賞した和田アキ子もVTR出演。「若い世代に支持してもらってとってもうれしい」と喜んだ。各賞の言葉はTikTok内で♯(ハッシュタグ)をつけて投稿されるなどして拡散されており、このほかコトバ部門賞には「超チルなラッパー」、ミュージック部門賞には「ヨワネハキ」、チャレンジ部門賞には「いやヤバイでしょ」、「YONA YONA DANCE」と並ぶ特別賞に「選手村」が選ばれた。

普段は寝る前によくTikTokを見ているという小嶋は人気クリエイターらと対面を果たし「すごくぜいたくな時間でした」と笑顔をみせた。「ずっとこのお仕事をしてきて、会いたい人には会えてきたじゃないですか。さんまさんに会いたい、タモリさんに会いたいとか。でも今日はみんなスターで、久しぶりにそういう気持ちになりました」と話した。

成田も「やっぱりどのジャンルも自分たちで生み出していて、本当にクリエイターの皆様だなと思いました」と話し「これからもいろんなものを生み出して日本中で流行るものを作っていってほしいなと思います」と期待を口にした。

「CREATOR'S LAB.2021」では流行語大賞のほか、人気を集めたクリエイターを部門別に表彰する「TikTok CREATOR AWARD2021」も開催。CREATOR OF THE YEAR2021には料理系動画が高い人気を集めているバヤシが選ばれた。【松尾幸之介】