元オセロ中島知子(50)が31日、前日30日放送の日本テレビ系「ぐるぐるナインティナイン」の3時間半SP「ぐるナイゴチ大精算3時間半スペシャル」に、16年ぶりに番組出演した感想をブログにつづった。また過去に「洗脳」と報じられた騒動についても振り返った。

中島は「九州は朝から風が強くて寒いです 昨日のゴチは見てくださった方ありがとうございました!」とセーラー服の衣装姿をアップし出演を報告。現在移住している大分で、毎日温泉を楽しむなどの生活ぶりを明かした。

続けて「あと若手の頃から仕事が一緒で世話になってる作家の友達を風評被害に巻き込んでしまったことに関して。当時私が仕事がめちゃめちゃ忙しくなり、連日構成をお願いしながらあーでもない、こーでもないと頑張っていた日々を懐かしく思い出したりしました。急に炎上するような報道にされ、それが名誉毀損の裁判で弘中惇一郎弁護士をはじめとする弁護士の先生方についていただいて、そのお陰で洗脳されているとかいう全く根拠のない事象を払拭する結果になりました」と回想。「ただ、一度大変な報道になってしまったことで友達にも仕事や実生活を送る上で多大な迷惑をかけてしまい、友人のご近所にはいい方もたくさんいらっしゃるのですがあれはこうだったんです、ってなっても、数年に渡りゴシップ記者の人からお金をもらって、嘘を言ったり噂を変えないように流し続けている人がいるという現状がわかったりして怖いこともありました。この10年、報道って何だろう?テレビって、、、と思い続けてました」とつづった。

その上で、「ゴチ」のオファー時について説明。「私は今、友人と細々と2人で個人でやってる完全フリーの身なのですが、今回、日テレの方から大分の系列局の方に連絡をいただき、番組のお話をお聞きしました。普通にバラエティの番組のオファー、しかもゴチ!で、最初信じられない気持ちでした。今となっては、日テレの方には物凄く申し訳ないのですが、正直、罠かとさえ思いました この10年の間、風評被害を使って意地悪してくる人は、一般の人も含めて少なくなかったので、ちょっと信用するのに勇気がいりました」と当初は不安があったことを告白。

ただ実際の収録は、充実の時間だったという。「不安なまま上京し、緊張しながら現場に行き、ヘアメイクさんに意地悪なことを言われるかもしれない(失礼)と思いながら楽屋で出番を待っていました。だけど、実際は番組のスタッフの方は、最初から最後まで普通に優しく、もちろんヘアメイクさんに意地悪されるわけもなく」と状況を明かし、当時から交流のあったスタッフに厚遇されたことを明かした。「懐かしいことやら、今のことやらいろいろなお話ができ、収録の方も昔通りのままにバラエティー番組に出る感じで出演できました。ババアのセーラー服姿を見た皆様は気の毒でしたが、この10年を考えると私にとっては奇跡のような時間でした。ナイナイさんはやっぱり腕違うねー、なんつて。楽しかった、面白かった~不安なまま上京しましたが、大分に戻る時は少しほっとした気持ちで東京を後にしました」と振り返り、「あらためて、番組スタッフの皆さん、出演者の皆さん、そして吉本興業さんにもありがとうございます、です」と感謝した。

中島は11年以降、一時「女性占い師と同居し、洗脳されている」との報道や、家賃滞納などの報道が続き騒動化。13年に松嶋尚美とともに漫才コンビ、オセロを解散した。