歌手のピコ太郎が11日、「農泊ファンバサダー」に就任し、都内の農林水産省で、金子原二郎農相(77)を表敬訪問した。

農泊とは、農山漁村地域に宿泊し、滞在中に豊かな地域資源を活用した食事や体験等を楽しむ「農山漁村滞在型旅行」のこと。ピコ太郎は、農泊の認知拡大にむけて、広報活動を行う。

この日までに、ピコ太郎のプロデューサー古坂大魔王が青森県で農泊を体験したという。ピコ太郎は「古坂さんいわく、その場でとったリンゴをロケ中なのに4個食べたらしいです。その後、ご飯もたんまりで、おいしくて2キロ太ったらしいです」と笑いながら明かした。そして「古坂さん育児ですごい疲れているんですけど、山とかの景色を見たらほろりと涙がでるくらい。エキサイティングだったといっていました」と語った。

その経験から農泊応援ソングを製作しこの日、初披露。見届けた金子農相から「数字の統計がでたらお知らせしますので」と、プレッシャーをかけられると、「水増しできるように頑張ります!」と意気込んだ。