望海風斗、古川琴音らが出演するミュージカル「INTO THE WOODS -イントゥ・ザ・ウッズ-」(11~31日、東京・日生劇場ほか)が、2日間のプレビュー公演を経て、13日に初日を迎える。

“森”を舞台に、魔女に呪いをかけられたパン屋の夫婦と、赤ずきん、シンデレラ、ジャックと豆の木のジャック、ラプンツェルなど、童話の主人公たちが登場。それぞれの物語が交錯し、家族の絆や社会の矛盾といったさまざまなテーマを織り込みながら、誰しもが本質的、普遍的に持つ「人間の業」が描かれる。

望海風斗は「宝塚歌劇団を卒業してから初めてのミュージカル作品で、お稽古中は不安と緊張と興奮の連続でした。刺激的なカンパニーの中で、まだ自分を出しきれない歯がゆさも感じてました。しかし舞台に来た途端、この感覚! 知ってる! 大好きな空間! と、息を吹き返した自分に驚きました。きっとここから更に作品が深まっていくのだと思います。千秋楽まで何が起こるかわからない! 森をさまよいながらも楽しみたいです」とコメント。

古川琴音は「約2カ月の稽古期間、森の中をシンデレラに誘われるようにさまよい続けてきました。幕が上がればこの森を抜けられると思っていましたが、抜けた先に見えてきたのは、また深い森でした。一瞬の絶望、そして何とも言えない希望のようなエネルギーが湧いてきました。とんでもない作品に出会ってしまったようです。そんな物語へ皆さんを招き入れるのは少し緊張しつつ、正直ゾクゾクしています。一緒に楽しみましょう!」と初日公演を心待ちにしている。

2月6日~13日に大阪・梅田芸術劇場メインホールでも上演予定。