青春ドラマの匂いも漂ってきたNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)。ジャズ喫茶に通う女子大生通称ベリー役で出演する市川実日子(43)は、オダギリジョーふんする錠一郎への思いをむき出しに、ヒロインるい(深津絵里)へ迫っていく。
錠一郎への思い、るいはどう動いていくのか-。展開の鍵を握る役どころに臨む市川が、制作のNHK大阪放送局を通じてコメントを寄せた。
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-番組出演が決まった時の気持ちは
市川 うれしかったです。深津さん、オダギリさんが出演される朝ドラは、どんなものになるんだろうとワクワクしました。深津さんはお会いするのも初めてで、オダギリさんとは以前、大河ドラマに出演したときに、同じシーンはないけれどごあいさつだけしたことがありました。ご一緒できるのが楽しみでした。
大阪のNHKに行くのも初めてで、初めてずくめです。高校生のとき「朝ドラ」が好きで、放送を見てから学校へ行っていたんです。だから毎日遅刻していました(笑い)。
-役柄への印象は
市川 ベリーは勢いがある。るいさん、ジョーさんは静かな印象。静かな方々の中、ポンと動いているような人。発言に裏表もないし、自分の思ったことと行動が、一直線につながっています。台本を読んでいるとバシバシとものを言う印象を受けましたが、京都ことば特有のものなのか、実際には直接言っている感じがしないというか…。ちょっと、かわしている感じも。相手に言ってるようで実は言ってないというか。
圧は強いんだけど、繊細でもあるんです。最初は、ベリーがジョーにどんな思いでいるのか考えました。ファンなのか? それとも、恋心なのか? と。紙一重ですよね。でも、今は熱烈なファンなんだろうなと思っています。ファンであることを、自分では恋だと思っているのかな、と。
ジョーはジャッジしないというか、線を引いてない感じがする人ですよね。「いい悪い」で判断していないような。トランペットのことに関しては、情熱を持って真剣にやっているけれど、その他のことに対しては穏やかで。何にもなびかないような、打っても全然響かないような、ベリーはそういうところにも興味をもっている気がします。
-印象に残った場面は
市川 演奏のシーンです。台本を読んで想像していた音が、いざ目の前に。それはやっぱりすごかった!るいさんが「Night and Day」に初めて来たシーンだったかな? 生の音で聴かせてもらえました。最近は、現実の世界でも、コンサートへなかなか行けない状況です。久しぶりの“生の音”に感動しました。
-視聴者へのメッセージを
市川 音とのであい、人と人とのつながりが描かれている物語です。あたたかい気持ちになる人々の交流があって、それが何代もつながっていきます。普段、当たり前に、自分のいる場所から世界を見ているけれど、大正や昭和には私たちのご先祖さまがいて、みんなにも若い時がある。自分が今いる現在は、過去としっかりとつながっているのだと改めて感じました。
こうして半年間「朝ドラ」で、そのつながりを見られるのは、すごくよいことなんじゃないかなと思いました。金子さんの音楽も、楽しみです。視聴者の方にも楽しみにしていただけたらうれしいです。
今朝ドラは昭和、平成、令和の時代に、ラジオ英語講座とともに歩んだ3世代ヒロインを描く。現在は深津演じる2代目ヒロインるいの物語が展開されている。



