木村拓哉(49)工藤静香(51)夫妻の次女でモデルのKoki,(コウキ=18)が24日、大阪市内で女優デビュー作の主演映画「牛首村」(清水崇監督、2月18日公開)の舞台あいさつに登壇した。Koki,はファンらに同作がポルトガルで開催される「ポルト国際映画祭」のコンペティション部門への出品が決定したことを報告。女優デビュー作でいきなり、国際デビューする。

富山県内で心霊スポットとして知られる魚津市の廃屋、通称「坪野鉱泉」が舞台。「犬鳴村」で知られホラー「恐怖の村」シリーズの第3弾となる。

不可解な出来事に翻弄(ほんろう)される女子高生姉妹の1人2役を熱演したKoki,は大阪の初体験について質問に「今回、初めてイカ焼きを食べました。おいしかったです」と笑顔で見せた。

女優デビューが1人2役の難役となったが「オファーをいただいたときはびっくりした。とても不安な気持ちでいっぱいだったが、挑戦したいという気持ちが大きかった」と振り返った。

撮影中の恐怖体験について高橋文哉(20)とKoki,は「電気が全部、落ちて真っ暗になった」と明かすと、清水監督は「それぐらいは普通にあるよ」と前置きし、「劇中にスマートフォンが勝手に鳴ってしまうシーンがある。それと同じことがこの映画の編集中に毎日、僕のスマホで起こっていた。『私には聞こえません。もう1度、お願いします』。僕のスマホは何の設定もしていないのに、毎日、1、2回は必ず…」と話すと、会場は静まり返った。

舞台あいさつの冒頭ではKoki,のマイクがスイッチを入れても、使えない状態が発生。さらに清水監督もマイクも“不通”になるトラブルも……。

Koki,は「カップルにはホラーデートを楽しんでもらえれば」とPRした。