ダンサーで俳優の大貫勇輔(33)が5日、東京・ブックファースト新宿店で初写真集「le mec」(講談社)発売記念イベントに出席し、開催中の北京五輪に出場するフィギュアスケートの羽生結弦(27=ANA)へエールを送った。

大貫は羽生について「彼は音楽がかかった瞬間に空気が変わるので。本当にあまりいないというか、類いまれな存在だと思いますし、彼の演技には魅了されますよね」とダンサーの視点も交えながら語った。14年ソチ五輪、18年平昌五輪に続く3連覇もかかっており「連覇していく人の重圧はものすごいと思いますけど、ぜひ3連覇してほしいと思います」と力を込めた。

自身も今秋には国内でも反響を呼んでいる主演ミュージカル「フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~」の中国ツアーを予定している。「中国に(ミュージカルを)持っていけるのは演者としてうれしく思っています。中国の方がどう感じるのか楽しみです」と語った。

初の写真集は昨年10月に沖縄で撮影。「夢がかなってうれしい。自分でも見たことない表情があったりしてビックリしています」といい「『ダンサーの体で魅せる』がテーマです。写真を撮られるのが好きですし、終始リラックスした雰囲気で撮れました。どれも自分であり、新しい自分も発見できたので、いろいろな自分に出会えたなと思います」と出来栄えにも自信をみせていた。