7日に放送された菅田将暉(28)主演フジテレビ系連続ドラマ「ミステリと言う勿れ(なかれ)」(月曜午後9時)の第5話世帯視聴率が10・0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)であることが8日、分かった。

前回の13・3%より3・3ポイント、ダウンした。

初回から13・6%、12・7%、13・2%、13・3%だった。

菅田が演じるのは、天然パーマにコンプレックスを持つ、友だちも彼女もいない、カレーをこよなく愛する大学生、久能整(ととのう)。さまざまな事件に巻き込まれる中、淡々と自身の見解を述べるだけで、謎も人の心も解きほぐしていく。同名の原作漫画は16年から「月刊フラワーズ」(小学館)に連載され、単行本は累計1300万部超えている。

第5話で、爆弾魔事件で頭を打った整は念のため大隣総合病院で検査入院をすることに。事情を知った大隣警察署の池本優人(尾上松也)は、上司の青砥成昭(筒井道隆)に整は警察に協力したためなので入院費ぐらいこちらで持ってもよいのではないかと進言。青砥が許可すると、風呂光聖子(伊藤沙莉)が手続きのため病院に向かう。

整が病室に戻ると宛名と依頼主が自分の名前という小荷物が届いていた。身に覚えのない箱を開けると、中にはドライフラワーと手紙が入っている。手紙の文章から整は犬堂我路(永山瑛太)からのものだと気づき、よからぬものが入っているのではと警戒しながら箱を改めると何かが落ちた。整が探していると、そこへ風呂光が来た。整が拾い上げた指輪に風呂光は動揺し、すぐに帰ってしまった。

その夜、整が寝ようとすると隣のベッドの老人から声をかけられる。老人は牛田悟郎(小日向文世)と名乗り、定年退職した刑事だと言う。そして、牛田は相棒の刑事、霜鳥信次(相島一之)と担当した事件を話し出した。牛田は事件の解決までは話さず、整に問題として謎を解かせる。嫌々ながらも、整は2問目までを見事に正解させた。3問目は、22年前に売春する女性が次々に殺害された未解決事件に関するもの。当時、容疑者は羽喰玄斗(はぐい・げんと)と特定されるが逮捕には至らない。そんな時、羽喰に狙われているという女性から保護を求める連絡が警察に入った。