宮沢氷魚(27)が、映画「グッバイ・クルエル・ワールド」(今秋公開)でラブホテルの従業員を演じることが27日、分かった。

主演の西島秀俊(50)らが演じる強盗団が、ヤクザの資金洗浄現場を狙い、大金強奪の大仕事に成功した舞台となった、ラブホテルの従業員・矢野大輝を演じる。

宮沢は「2020年のTAMA映画祭にて初めてお会いしたのが全ての始まりでした」と、大森立嗣監督(51)との出会いが自身が最優秀新進男優賞を受賞して登壇した、20年11月の第12回TAMA映画賞授賞式だと明かした。同監督は自身の監督作「MOTHER マザー」で最優秀女優賞を受賞した、長澤まさみの代理で登壇している。

宮沢は、コロナ禍が続く現状を踏まえ「大森監督と素晴らしい共演者、スタッフさんの力を借りて、今まで誰にも見せたことない自分を表現できたと思います。制限された日々に終わりが見えない毎日が続いていますが、この作品を通して希望を持っていただけたらうれしいです。改めて、自らの生き方を見つめ直す作品になっていると思います。ぜひ劇場でお楽しみ下さい」とコメントした。