女優浜辺美波(21)が主演する、フジテレビ系連続ドラマ「ドクターホワイト」(月曜午後10時)の14日放送の第9話世帯視聴率が8・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と15日、分かった。

前週の8・1%より0・3ポイント、アップした。

初回から11・4%、10・1%、10・4%、7・5%、8・1%、8・4%、7・8%、8・1%だった。

浜辺が演じる白夜(びゃくや)は、公園で白衣姿で倒れているところを「月刊メディカルサーチ」の記者・狩岡将貴(柄本佑)に発見される。記憶喪失で、名前以外は分からずに社会性ゼロだが、医療の天才的な知識を持っている。将貴は白夜を妹の晴汝(岡崎紗絵)と住む家に連れ帰り、母親の旧姓から雪村白夜と名乗らせる。正体不明の白夜は天才的な診断力で誤診を覆し、患者の命を救っていく。高森総合病院では病院内の各科から精鋭を集め、診断に特化した総合診断協議チーム(comprehensive diagnosis team)、通称CDTを立ち上げる。内科医で院長の娘の高森麻里亜(瀧本美織)がリーダーとなり、白夜がメンバーに加わる。

原作は樹林伸氏の小説「ドクター・ホワイト千里眼のカルテ」「ドクター・ホワイト神の診断」(角川文庫)。

第9話で、白夜は実業家の海江田国男(石橋凌)に狙われていた。将貴は白夜にまつわる全ての真相に海江田が関係していると確信した。その直後、将貴とともに真相を探る捜査二課の奥村淳平(宮田俊哉)が突然異動を命じられ、晴汝も何者かに連れ去られそうになる。

白夜は、持病の脳動脈瘤(りゅう)が悪化している晴汝にこれ以上ストレスをかけないためにも、騒動の発端となった自分は施設に戻ると言い出し、2人は初めてケンカに。自らの危険を顧みず、互いを守りたい一心でぶつかり合う白夜と晴汝の姿を見た将貴は、平穏な日常を脅かす海江田への怒りを抑えきれず、1人で海江田の元へ乗り込む。

海江田は将貴を歓迎するそぶりを見せながらも、核心をつく質問には答えをはぐらかし、一方で、牙をむく将貴を静かにけん制する。それでも、海江田の反応からある一筋の光を見つけた将貴は、急いで淳平に連絡。しかし電話口の向こうで、淳平と一緒にいた晴汝が倒れてしまう。

病院に運び込まれた晴汝は脳動脈瘤(りゅう)が破れ、一刻の猶予も許さない状態。大切な人を失うかもしれない恐怖にさいなまれた白夜は、かつてないほど取り乱す。白夜は一体、何者なのか。海江田は彼女の秘密にどう関係しているのか。全ての真相が明らかになった。