GENERATIONSが13日、東京ドームで全国ツアー「WONDER SQUARE」の「開幕祭」を行った。グループにとって2年3カ月ぶりのライブツアーの幕開けを告げる“祭り”には、11日からの3日間で、EXILEら総勢16組64人がゲスト出演し、花を添えた。

今月26日からの全国アリーナツアーを目前に、ファンとともに一足早い開幕を、東京ドームで迎えた。ボーカルの片寄涼太(27)は「元気ですか? 皆さんに会いたかったです!」。昨年末のNHK紅白歌合戦でも歌った「Make Me Better」など、本編だけで36曲、合計53曲を披露。リーダー白濱亜嵐(28)は「僕らは、純粋にステージに立つのが生きがい。やっと迎えられました」と感慨深げに話した。

白濱によると今回のツアーは「カコイチ、凝りに凝った」という。演出などもメンバー間でアイデアを出し合い、開幕祭ではゲストを呼ぶことを決めた。EXILE HIRO(52)も「自分たちで考えて提案してくれてうれしい」と賛成したという。

11月にはデビュー10周年を迎える。節目に向かうグループを後押しするべく、3日間の公演には16組のアーティストが応えた。先輩のEXILEとの共演に、数原龍友(29)は「憧れて背中を追いかけてきた方たちが、自分たちが作り上げたショーの中に来ていただけたのは感慨深かったです。少しずつ力をつけられてきたからこそ、受けてくださったと思う。引き続き、LDHを引っ張っていけるようなグループを目指していきたい」。

片寄も「開幕祭が、10周年をお祝いしてもらっているようでした。より身近に感じてもらえるアーティストになれるように、今回のツアーで新たなステージにいけるように力をつけていきたいです」と気を引き締めた。【大友陽平】