8日に最終回を迎えたNHK連続ドラマ小説「カムカムエヴリバディ」で、モモケンこと桃山剣之介を演じた歌舞伎俳優尾上菊之助(44)が同日、都内で「團菊祭五月大歌舞伎」(同2~27日、東京・歌舞伎座)の取材会に出席した。

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第2部「土蜘」に、父尾上菊五郎(79)、長男尾上丑之助(8)とともに出演、中村時蔵(66)中村梅枝(34)小川大晴(7)の3世代も出演する。

菊之助は「今日、朝ドラが最終回を迎えました。朝ドラも親子3代の物語でしたが、親子3代が2組というまれな舞台です。私たち親子3代の100年間を見守っていただければ」と、「カムカム-」のテーマを引き合いにした。

「カムカム-」について、菊之助は「すばらしいドラマに出させてもらって光栄でした。作品にめぐり会えるのは縁。親子100年の物語でしたが、歌舞伎も私の祖父の代から見てくださっているお客様がいます。これからの100年も見てもらえるよう、息子に引き継いでいきたい」と話した。