内藤剛志(66)主演のテレビ朝日系連続ドラマ「警視庁・捜査一課長 season6」(木曜午後8時)の第2回が21日に放送され、平均世帯視聴率が10・4%(関東地区、速報値)だったことが22日、ビデオリサーチの調べで分かった。個人視聴率は5・7%だった。

警視庁の花形部署・捜査一課を舞台に、400人以上の精鋭刑事を統率するたたき上げの一課長・大岩純一(内藤)の熱き奮闘を描くミステリードラマ。

第2話は…。

トラックドライバー・鵜飼頼道(伊東孝明)の刺殺体が発見されたという知らせが入り、警視庁捜査一課長の大岩は、運転担当刑事・奥野親道(塙宣之)とともに現場に急行する。鵜飼は数日前の夜に“タイムトラベラー”の異名を誇る投資家・時岡賢(小手伸也)の遺体が荷台に遺棄されていたことに気づかぬまま、殺害現場のゲートブリッジから発見現場となった倉庫街まで運んだ人物だった。

奇妙なことに、鵜飼が身に着けていたのは20年前、時岡にインサイダー情報を教えた会社員が失踪当日に着用していたジャケットだった。しかも、胸ポケットからは20年前の新聞記事の切り抜きが見つかり、まるでタイムスリップしてきたかのような遺体に大岩たちはがくぜんとする。鵜飼は、時岡を殺した実行犯の手によって、口封じのために刺されたのではないか!? そうにらんだ大岩は、捜査員たちを結集し特別捜査本部を立てた。

“未来を見てきた男=タイムトラベラー”殺害事件からはじまった複数の事件…。過去、現在、そして未来までもが複雑に入り乱れる事件の真実解明に、大岩たちが立ち向かった。