武田真治(49)が4日、都内で、「オビ=ワン・ケノービ」配信記念「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」特別上映イベントに出席した。

ダース・ベイダーとオビ=ワン・ケノービが激突した「-エピソード3/シスの復讐」の10年後を描くドラマシリーズが、27日から動画配信サービス「ディズニープラス」で配信される。

同シリーズ大ファンの武田は、オビ=ワンの吹き替えを務める声優森川智之、アナキン・スカイウォーカーの声を担当する浪川大輔と登壇し「どれだけスター・ウォーズの世界に深みを出してくださっているか。本当に尊敬しています」と、声優陣との対面に感激の表情。ドラマ「オビ=ワン-」の見どころについては「人間ドラマです。包容力と葛藤を表現させたら、森川さんの右に出る方はいない。その人間ドラマをひしひしと感じたい」と語った。

また武田は「オビ=ワン・ケノービって、どうしてオビ=ワン・ケノービなのか知ってます?」と名前の由来を会場に問いかけると、「黒沢明先生の時代劇を参考にしている(監督の)ジョージ・ルーカスが、『一番強いキャラクターにどういう名前を付けたらいいか』と。日本の武道で一番強いのは黒帯。帯で一番強いのは黒帯。で、オビ=ワン・ケノービ(黒帯)らしいですよ」と一説を紹介。さらに「『ジェダイ』という言葉も時代劇から(由来が)来てますし」と、ファンらしい豆知識を披露した。

99年公開の「エピソード1/ファントム・メナス」からオビ=ワンの声を演じる森川は、10年ほど前にアメリカで購入したという自前のライトセーバーを持参。帰国の際に手荷物として持ち込むと、想定通り保安検査で引っかかったが「『俺はジェダイだ』と言ったら『OK』と言われた。機内に持ち込めたんです。日本人がウイットに富んだしゃべりをしてるなと思ってくれたんじゃないかな」と笑った。