NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に源義経役で出演する俳優菅田将暉(29)が7日、NHK「土曜スタジオパーク」(午後1時55分)に生出演。脚本家の三谷幸喜氏(60)、共演する北条義時役の小栗旬(39)とのドラマ舞台裏などについて語った。

この日の番組のテーマは「壇の浦直前スペシャル」。ゲスト出演した菅田は髪を短く切って登場した。大河ドラマ出演の反響について「(義経の)立ち回りがすごいので(周囲から)いろんな声をいただいています」と手応えを語った。脚本家三谷幸喜氏のわかりやすい展開についても「こうやって見ると歴史にとても興味が持てる」と視聴者の視点で語った。

三谷作品への出演は初めてで「まだ会ったことがないので、三谷さんがどういうイメージで書いているかわかりません。ちょっと怖いです」と話した。

小栗はビデオメッセージで出演。菅田について「新しい風が(ドラマの展開に)来た感じでした。涙を流す難しいシーンでも当たり前のようにこなす。とにかくパワフル。自分にとって助かる存在」と語った。

小栗は今回の大河出演について悩み、菅田に電話で相談したという。菅田からは「小栗さんと一緒にやると励みになる」と背中を押したエピソードを明かした。

義経は、頼朝と生き別れた弟で、奥州平泉から挙兵に駆け付けた天才軍略家。8日放送の第18話「壇ノ浦で舞った男」では激しさを増す源平合戦の様相が描かれる。