女優南沙良(19)がNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜午後8時)の22日放送「帰ってきた義経」で大河初出演を果たした。

南は源頼朝(大泉洋)と政子(小池栄子)の愛娘で、小栗旬演じる主人公・北条義時のめいにあたる大姫役を演じる。

南は冒頭から登場。薄いピンクの和装に髪を結った和風美女ぶりを披露した。南演じる純朴な大姫が、父・頼朝らの野望やパワーゲームに巻き込まれていく中で見せる姿も、今後見どころとなりそうだ。

17年に女優デビューした南は、18年の初主演映画「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」(湯浅弘章監督)で各映画賞を受賞するなど評価を得てきた。昨年TBS系で放送されたドラマ日曜劇場「ドラゴン桜」での好演で、さらに注目度がアップ。田中圭主演で4月に公開された映画「女子高生に殺されたい」(城定秀夫監督)では、ヒロインとして物語の重要な役どころを演じた。さらに、山田孝之が監督を務めることでも注目される5月6日公開の映画「沙良ちゃんの休日」では本人役で主演。9月公開予定の映画「この子は邪悪」(片岡翔監督)でも主演と、活躍の幅を大きく広げている。