NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜午前8時)の25日に放送された第33話の平均世帯視聴率が15・8%(関東地区)だったことが26日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高記録は第5話の17・0%だった。平均個人視聴率は8・9%だった。

沖縄の料理に夢をかけた料理人を目指す沖縄生まれの主人公、比嘉暢子(黒島結菜)と、支えあうきょうだいを描いた物語。タイトルの「ちむどんどん」は、心がワクワクすることを意味する。ヒロインの父親を大森南朋、母親を仲間由紀恵、きょうだいを竜星涼、川口春奈、上白石萌歌、が演じる。主題歌はドラマの舞台となる沖縄県出身の歌手三浦大知が書き下ろしたオリジナル楽曲「燦燦(さんさん)」。

あらすじは、暢子は房子(原田美枝子)と、クビをかけて「ペペロンチーノ対決」をすることに。勝利のために鋭意研究にいそしむ。沖縄では良子(川口春奈)が、葛藤の末に石川(山田裕貴)への思いをあきらめて、金吾(渡辺大知)の求婚を受け入れる決意をする。そんなときに賢秀(竜星涼)がやんばるの実家に突然戻って来る。そして良子の様子を心配した歌子(上白石萌歌)は、意を決して思い切った行動に出る。石川に会いに行き、姉を止めて下さいと話す。

一方、賢秀は金吾の父に、良子が昔の男にしつこくつきまとわれている、手切れ金が必要だ、と金銭を要求する。

そして良子、金吾、両家の顔合わせの日がやってくる。