劇団☆新感線の舞台作品を映画館のスクリーンで上映する「ゲキ×シネ」の「狐晴明九尾狩(きつねせいめいきゅびかり)」の舞台あいさつが24日、都内で行われた。

主役の陰陽師(おんみょうじ)・安倍晴明役の中村倫也(35)は「新感線は安心して甘えられる場所」。狐霊役の吉岡里帆(29)は「今日はぶちかましていきます(笑い)。新感線は初めで、節々が痛くなりました。励まされながら頑張りました」。九尾の狐に取りつかれた陰陽師・賀茂利風役の向井理(40)は「とにかく衣装が重かった。あまりに重くて、途中で軽いのに替えてもらった」と振り返った。

向井について、吉岡は「“頭身”がすごい。なんで、そんなに顔が小さいのという感じ」。10代からのつき合いという中村は「昔、まだ向井理という名前が(今ほど)世に出ていなかった頃、みんなで(川崎の)生田にあるロフト付きの6畳一間の向井理の部屋に行ってゲームをしたのが懐かしい」と笑った。