25日に放送される日本テレビ系トークバラエティー番組「マツコ会議」(土曜午後11時)に、3月の春場所で、初優勝した若隆景(27=荒汐部屋)が登場する。話題の3兄弟力士で、今回は兄の若元春と一緒に相撲の世界に飛び込んだ経緯や、変わりつつある相撲の今を深掘りする。

スタジオと中継を結んで出演した若元春と若隆景に、マツコは「ちょっとどうしよう、タイプが違うから選べない。可愛いいんだけどこの兄弟」と大ハマり。

早速、名前の由来を聞くと、先代の荒汐部屋の親方が、戦国大名の毛利元就の「三本の矢」のエピソードが好きで、その教えを授けた3人の子(毛利隆元、吉川元春、小早川隆景)から下の名前をとった経緯が明かされた。「若」は、祖父(若葉山)の現役時代のしこ名から頂いたという。するとマツコは「いい話ね」と思わず納得した。

今回は日本橋にある荒汐部屋からの中継ということもあり、荒汐親方も登場。3兄弟を小学生の頃から知っている親方は「性格は全然3人とも違うんですけど、一番上のお兄ちゃんは1番やさしくて、すごく真面目で三男は、一生懸命…」と出会った印象を語る。

この、荒汐部屋は土俵が見える所がガラス窓になっており、コロナ前は、1日200人くらい観光客が練習を見に来ていたという。これについてマツコは「スゴい賢いやり方をされてる部屋だと思う。外から見えて、これから入門してくる人も中が見えるって安心だよね、親方のところだったら入門してもいい」と大絶賛した。

また、若隆景、若元春の故郷、福島の実家も取材し、幼少時代の貴重な映像や、父親へのインタビュー内容も紹介。マツコは「ホントいい家庭に育ったのね」と感心した。

また、最近では相撲協会もSNSに力を入れており、相撲のさまざまな魅力を発信。部屋の様子や、取組後のインタビュー、親方チャンネルなどを試みている映像に「ホント、、相撲界雰囲気変わったよね」と興味津々のマツコだった。