日向坂46の潮紗理菜(24)、丹生明里(21)、上村ひなの(18)が8日、都内で行われたグループのドキュメンタリー映画第2弾「希望と絶望 その涙を誰も知らない」(竹中優介監督)の初日舞台あいさつに出席し、見どころを語った。

潮はエンドロールの1シーンを挙げ「最後の最後まで、明るくなるまで席を立たないでほしいなと思います。とあるメンバーがとあるメンバーにかけた最後の一言が個人的にもグッっときまして。メンバーからみなさんへのメッセージでもあるなと思っていて、日向坂46全体からのメッセージだと思っていただけたらと思います」と語った。

この日が公開初日とあり、潮はネタバレしないよう配慮して語っていたが、隣で聞いていた竹中監督が「○○になってほしいって言ったところですかね」と加えて説明。潮は「そこまで言っていいんですか!」と驚いたが、竹中監督は「これくらいのラインまでなら」とゴーサインを出していた。

映画は20年8月公開の前作と同じチームで製作した第2弾。以降の2年間に主にスポットを当て、コロナ禍での苦労や、グループ初の東京ドーム公演などに密着している。丹生は「インタビューがあったので、真面目なことを言っているのをメンバーに聞かれるのはちょっと恥ずかしかったけど、気持ちが伝わっていたらいいなと思いました」と振り返り、上村も「思っていることも1人1人違うので、自分の中で過去こうだったなと振り返りながら見るのが楽しかったです」と話した。