乃木坂46の早川聖来(21)が、体調不良のため当面の間活動を休止することが10日、分かった。公式サイトで発表され、ブログでも自身の言葉で報告した。

サイトでは「先日から体調不良によりグループの活動及び個人での活動をお休みさせていただいております早川聖来ですが、医師の診断結果により当面の間、乃木坂46の活動を含む全ての芸能活動を休止し、療養に専念することにいたしました」と報告。「復帰に関しましては、本人の体調回復をもって復帰の時期を検討したいと思いますので、目途が立ちましたらご報告申し上げます」とした。

活動休止にあたって、今月19日の大阪公演から始まる「真夏の全国ツアー2022」の全公演を休演することもあわせて発表された。

早川はミュージカル「CROSS ROAD」に出演していたが、体調不良で6月24日から千秋楽まで休演した。同24、25日の公演は休止となり、26日の公演からは早川の代役を立てて上演された。出演予定だったラジオ番組なども欠席していた。

公式サイトでの発表後、早川はブログを更新した。「CROSS ROAD」の休演や、その後のイベントなどの欠席について謝罪を伝えた。さらに活動休止と全国ツアー休演についてあらためて報告。「頭の中には『聖来ちゃんの地元大阪でのライブか聖来ちゃんの誕生日の愛知でのライブ、どっちを応募しようかな?』と聞いてくださるファンの方の顔がたくさん思い浮かびました。今はいつ回復できるか分からない状態なので、とても申し訳ない気持ちでいっぱいです」とつづった。

「久しぶりのブログで楽しいお知らせができずすみません。今は謝罪の言葉ばかりが出てきてしまいます」とし、「今回、大勢の方にご迷惑とご心配をお掛けした代わりに私が得た教訓は、疲れる前に、限界を迎える前に、もっと気軽に周りの人に頼っていればよかったということです。自分が思っている以上に、周りの人は温かく優しくて、手を差し伸べてくれる人や同じ気持ちを持っている人が多いことに気が付いて、一緒に前へ進む力になることを学びました」と打ち明けた。

今後については「焦らずに、少しずつ、私らしい私を取り戻しつつ、もしもまたみなさんの前に立てる日が来たら、その時は心からの笑顔でお会いできたらいいなと思います」と記した。その上で「最後に、今回迷惑を掛けたたくさんの方々に心からの謝罪と、それでも私を支えてくださる皆様に心からの『ありがとう』をお伝えしたいです。最後まで読んでいただきありがとうございました」と締めた。