橋本愛主演の日本テレビ系ドラマ「家庭教師のトラコ」(水曜午後10時)の第2話が27日、放送され、平均世帯視聴率が7・0%(関東地区)だったことが28日、ビデオリサーチの調べでわかった。平均個人視聴率は3・8%だった。

第1話は世帯平均7・5%、個人4・3%だった。

11年放送の同局「家政婦のミタ」などで知られる遊川和彦氏のオリジナル脚本で、橋本は「同期のサクラ」(19年)、「35歳の少女」(20年)に続く3作目の同氏の作品出演となる。謎多き家庭教師・トラコ(橋本)が、異なる事情を抱えた3組の親子を成長に導くヒューマンドラマ。橋本演じる伝説の家庭教師・根津寅子は、高卒でコスプレが趣味で無愛想…保護者とのやりとりは東大出身の秘書・福田福多(中村蒼)にすべて任せきり。しかし、どんな生徒も必ず第1志望に合格させる。

第2話では、トラコ(橋本愛)は、智代(板谷由夏)の営む定食屋「万福亭」のレジから息子・高志(阿久津慶人)が5000円札を抜き出すところを目撃。しかし智代に告げ口することなく、高志と2人になると、「君は何が知りたいのかな?」と問いかける。

「何で言わなかったの?」と質問する高志に、「5000円を何に使うか知らないから、まだ」と答えるトラコ。実は高志がいじめっ子たちからカツアゲされていることを知ったトラコは、「一緒に行ってやる」と、高志を連れて課外授業へ出掛けることに。

その頃、息子がいじめられていることなどみじんも知らない智代は、元夫・満男(丸山智己)から「私立に合格しなかったら高志の親権は渡してもらう」と念を押されていた…!。