King&Prince永瀬廉(23)主演の日本テレビ系日曜ドラマ「新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~」(午後10時半)の第3話が7日に放送され、平均世帯視聴率が4・2%(関東地区)だったことが8日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は2・3%だった。

同作の視聴率は第1話が世帯平均6・1%、個人3・5%、第2話が世帯平均5・4%、個人3・3%と推移している。

週刊ヤングマガジン(講談社)などで連載された甲斐谷忍氏の漫画「新・信長公記~ノブナガくんと私~」が原作。信長をはじめ、豊臣秀吉や武田信玄、伊達政宗に徳川家康といった名の知れた戦国武将のクローン高校生が集結した銀杏高校を舞台に、総長の座をめぐる頭脳戦やアクションを繰り広げるほか、コミカルな笑いもちりばめた学園エンターテインメント。永瀬は、無気力で奇抜な学ラン姿に、常に何かを食べ続けている風変わりな変人という設定の主人公、織田信長役を演じる。

第3話では「旗印戦」ランキング1位の武田信玄(満島真之介)を、たった1分で倒した徳川家康(小澤征悦)。クラスメートの武将たちは、信玄の空席を見ながら、家康の次のターゲットはランキング2位の豊臣秀吉(西畑大吾)なのではないかと話をしている。

そこへ、松葉づえをついた信玄が姿を現し、日下部みやび(山田杏奈)は心配顔。「まだ生きていたのか」と声をかけた家康は、自分の靴を磨くように命令。言葉を失う信玄に代わって靴を磨いたのは、明智光秀(萩原利久)だった。

一方、理事長室では、理事長が楽しげな様子を見せていた。本来の歴史では、無敗を誇った家康が唯一負けた相手が信玄。旗印戦では、いきなり歴史を覆す展開となっており、理事長は「目が離せんわい」とニヤリと笑う。

同じ頃、屋上では、1人佇む信玄の元へ、織田信長(永瀬廉)がやってくる。これからは日陰の道を歩くしかないという信玄に、信長は「1度の敗北が、すべての敗北か?」と声をかけ、「風林火山」の旗を渡すのだった。