坂口健太郎(31)と女優杏(36)がダブル主演しているフジテレビ系連続ドラマ「競争の番人」(月曜午後9時)の第6話の世帯視聴率が8・1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、速報値)と16日、分かった。

初回から11・8%、8・9%、9・4%、9・4%、8・0%だった。

個人視聴率は4・7%だった。

初回から5・5%、5・5%、5・3%、4・7%だった。

ドラマの舞台は公正取引委員会。坂口は20歳で司法試験合格、東大法学部首席卒業の天才で理屈っぽくひねくれ者の小勝負勉(こしょうぶつとむ)。杏は実直で感情のままに行動する元刑事の白熊楓(かえで)を演じる。2人は公正取引委員会第六審査、通称ダイロクに職員として務める。独占禁止法に関わる違反行為を取り締まり、経済活動における自由で公正な競争の場を守るために目を光らせる「競争の番人」として、談合やカルテルなど不正をあぶり出していく。

第6話で、白熊は桃園千代子(小池栄子)の聴取を見学。見事な聴取に感心する白熊に桃園は、小勝負は教えてくれないのかと聞く。教わったことは何もないと答える白熊。2人が第六審査に戻ると、小勝負は風見慎一(大倉孝二)、六角洸介(加藤清史郎)と押収した証拠品を身につけて遊んでいるように見える。小勝負は着てみたらいろいろ分かるかもしれないと言う。そんな時、新たな調査案件が。

今回の案件は大手呉服店「赤羽屋」による私的独占。事業者が他の事業者の参入を妨害、排除するなどして市場の競争を制限する行為だ。妨害を図っているのは赤羽屋の社長、赤羽千尋(真飛聖)で、情報を提供したのは呉服店「ファイブシーズン」の社長、井出香澄(萩原みのり)。

小勝負と白熊は千尋の着付け教室へ。千尋は客には温和だが、従業員には厳しい態度で臨んでいる。次に2人は香澄から話を聞く。香澄は赤羽屋で千尋のもとで働いていたが、厳しさについていけずに退職。ファイブシーズンを立ち上げ、直接織元と契約を結び、上質な着物を安く手に入れる新しい経営を始めた。

だが最近、職人が次々と契約を切るように。香澄は千尋が圧力をかけたのだろうと疑っていた。小勝負たちから話を聞いた桃園は、千尋から事情聴取しようと言い出す。桃園と千尋は過去に因縁があった。