21年8月19日に82歳で亡くなった、俳優の千葉真一さんを偲ぶ会が17日、都内で開かれた。千葉さんと17年6月に亡くなった野際陽子さん(享年81)との間の長女で女優の真瀬樹里(47)が、会の最後に喪主としてあいさつした。

真瀬は「幼稚園の時、父の舞台を見て役者になることを決意しました。本当に、たくさんのことを教え、伝え、受け継がせてもらった。学んでいる途中、父がいなくなって、実感がなくて…」と声を震わせた。

その上で「たくさんの、いろいろなものを残してくれた父…。私が、父の長子として、残してくれた、たくさんのものを、責任を持って継がせていただいて、関係者、ファンの皆さまに父の作品を楽しんでいただき、ずっと父が心の中に生き続けてくれるように、責任を持って守っていきたい。父の志を、たくさん受け継いでおりますので、父が作ってくれた道を、私が少しでも良い形で残していくお手伝いが出来れば」と語った。