俳優市村正親(73)が来年1月期のフジテレビ系連続ドラマ「忍者に結婚は難しい」(木曜午後10時、1月5日スタートで初回15分拡大)にレギュラー出演することが29日、分かった。

同作は忍者ラブコメディードラマ。主演の菜々緒(34)が「超実力主義」の甲賀忍者を務め、「超保守主義」な伊賀忍者の夫を劇団EXILEの俳優鈴木伸之(30)が務める。市村は伊賀一族の最高権力者であり総帥を演じる。「忍ぶ者と書いて忍者…。忍者は子供の時から憧れでした。ましてや伊賀の頭領をやるなんてのは夢のようです。いろんな忍術を使って、この先もっと長生きして、いい役をやりたいなと思っています。そのためにも、忍者のいろんな術をクリアしていきたいですね」と話した。

市村のほかに、勝地涼(36)山本舞香(25)吉谷彩子(31)藤原大祐(19)筧美和子(28)ともさかりえ(43)古田新太(58)がレギュラー出演する。

原作は「ルパンの娘」シリーズなどでユーモアミステリーの旗手として話題の横関大(47)の最新作。表と裏の顔の二面性を持ち合わせた夫婦が織り成す本作は、これまでのドラマでは珍しく主人公である夫婦が現代に生き永らえる“忍者の末裔(まつえい)”というコミカルな設定だ。