ザ・ドリフターズ高木ブー(89)が9日までにインスタグラムを更新。自身の音楽活動を支えたスタッフが死去したことを報告し、「自分より年下の人が旅立ってしまうのは本当にやりきれない」と思いをつづった。

ブーは「僕の音楽活動のサポートをしてくれてた福永巧君が亡くなりました。突然の訃報でした」と報告し、「彼は色々なアーティストのサポートをしていました。僕はここ4年位ですが、ウクレレオールスターズのコンサートや武道館ライブで沢山お世話になりました」と紹介。10月に交通事故に遭い81歳で亡くなった仲本工事さんの言葉を引用しながら、「生前、仲本にも『ブーたんは良いブレーンの人がいて、羨ましいなぁ』と言われてましたが、武道館の時はメンバーのサポートもしてくれました。(写真の向かって一番右です。)」と、福永さん、仲本さんと写る近年のリハーサル風景も投稿した。

ブーは「自分が年を取ってる分、色んな人を見送る立場にあるのかもしれませんが、自分より年下の人が旅立ってしまうのは本当にやりきれないです」と悲痛の胸中とともに、「彼は照れ屋なので、こんな風にインスタグラムに載せるのは嫌だったかもしれないですが、皆さんに裏方でこんなに頑張ってくれてる人を知って欲しかったので、お話しました」と投稿の理由を説明。「まだまだ一緒に音楽をやりたかった。余りに急だったので、福永君にかける言葉はまだ見つかりません。今はご冥福を祈るのみです。ありがとう」と故人にメッセージを送った。

福永さんは、ブーも参加経験がある、サザンオールスターズ関口和之主催のウクレレイベント「ウクレレピクニック」の公式サイトにも、音響スタッフの1人として名が記されている。