俳優松坂桃李(34)が9日、都内で、出演映画「ラーゲリより愛を込めて」(瀬々敬久監督)の初日舞台あいさつを行い、早速の反響の大きさに驚いた。

同作はシベリア抑留を題材にした、実在の人物、山本幡男(やまもと・はたお)の壮絶な半生を描いた作品で、会場内には感動の涙を流した観客が多くいた。 この日の昼には、自身のメーク担当者が同作を映画館で鑑賞。「その時に劇場でスタッフの方からポケットティッシュを配られたそうなんですよ。何に使うのかなって思ってポケットに入れていたらしいんですけど、映画が終わった時には全部使ってたみたいです」と大泣きしたという。また「ティッシュを配る劇場の方もすごい」と感心した。

ほか二宮和也、北川景子、中島健人、桐谷健太、安田顕、瀬々監督らが登壇した。