“じゃない方芸人”として知られるお笑いコンビ、ジョイマンの池谷和志(41)が19日、ブログを更新。紆余(うよ)曲折あったという約20年の活動を振り返り、「なるようにして一発屋になった思います」とつづった。

池谷は、ある後輩のYouTubeチャンネルに出演して生い立ちから現在までの話をしてきたと報告し、「41歳芸歴20年目は濃いよ。1時間くらい話しました。足りなかったなぁ。後輩たちは感銘を受けてましたが、20年続けてれば紆余曲折みんなあると思うんです」と、1時間では語り尽くせないこれまでの芸人人生を振り返った。

「最初は何も分からず、自分達で売れるという戦略を立て。テレビに出てまた戦略を立てる」と、売れてからも第一線で活躍し続ける芸人のセオリーを紹介するとともに、「僕らはここで脱落です。戦略立てずに遊んでましたから。なるようにして一発屋になったと思います」と、ブレーク後に人気を維持できなかった原因を客観的に分析した。

とはいえ近年は再び注目を集め、再ブレーク芸人として名前があがることも多い。池谷は「続けていくと周りからの援護射撃があります。そりゃーとんでもない援護もあれば細かい援護も。その積み重ねを裏切らないように目の前の仕事を続けた結果、今があると思います」とした。

「まるでお鍋の締めの雑炊みたいだなって。甘いもしょっぱいも苦いも色んな食材が入った鍋を最後雑炊によって一つにした味が芸人の旨味なのかもしれないとおもいました」とたとえ、「僕らはまだ20年目雑炊には辿り着けてないけど、辿り着けれるよう一つ一つ味わって行きたいと思います」とつづった。