フジテレビ宮司愛海アナウンサー(31)が22日、同局系「ボクらの時代」(日曜午前7時)に出演し、入社当時のキャラ設定の苦悩を明かした。

同局は「チノパン」をきっかけに、00年からスタートした新人女性アナウンサーが名前に「パン」を付けた愛称の番組「パン」シリーズが人気となっていたが、その葛藤を明かした。

「同期が3人いて『誰がなるんだ?』みたいなのを同期がはやし立てる。気にしてなくても“パンになった方がいいのかな”みたいな。先のこと考えたら、キャラ付けという意味で、いろいろ仕事しやすくなるのかな、仕事増えるのかなって、意識したことがすごくあって、それが一時期すごく呪いみたいに。『パンになれなかった』というので正直あった」と続けた。

「めざましテレビ」ではいじられやすくするために「お酒大好きキャラ」を設定していたこともあるといい「入社して3、4年くらいは勝手に苦しんでたかもしれない」とも話した。

宮司アナは「小学校中、高学年くらい。吹奏楽部で曲の紹介とかを考えて話すのが大好きだった。昔からみんなの前で伝えるのが好きで、自分の中で受け取ってもらえそうだなみたいなものはあった」といい、就職活動では「最初から最後までうそをつかずに出来たのはフジテレビだった。洋服とかも何も気にせずに行っていた」と入社の決め手も明かした。