俳優菅生新樹(23、すごう・あらき)が、2月7日スタートのフジテレビ系連続ドラマ「凋落ゲーム」(火曜深夜0時25分、初回同35分)で主演を務めることが23日、分かった。菅生は俳優菅田将暉(29)の弟で、本作がドラマ初主演となる。

人々の羨望(せんぼう)を集めるインフルエンサーであり若手起業家の守口奏多が主人公。人には絶対に知られたくない出来事を撮影されたことから、何者かに脅迫され不可解なゲームに巻き込まれていく先の読めない緊迫のノンストップエンターテインメントドラマ。

菅生は「最初伺った時は、“自分で大丈夫なのかな”と正直不安もありました。でも、大野(公紀)プロデューサーが僕にかけてチャンスをくださって。このチャンスをものにできるかどうかは自分次第だと、気持ちを切り替え、自分がいちばん作品に対して熱意をもって臨もうと決めました」と話した。

台本を読んだ感想も熱く語った。「最初台本をいただいたのは全4話中、3話までだったので、いちばんいいところで終わってしまって!(笑い)。ラストはどうなるのか、とすごく考察してしまいました。4話の中でスピード感や緊迫感がしっかりあって、演じるということを忘れるほど面白くて夢中になって読みました。ちなみに、僕の考察は大体合ってました(笑い)。でも細かいところでは予想外のこともあったので、視聴者の方にも放送が始まったら、いろいろな考察をして楽しんでいただけたらうれしいです!」。

菅生は昨年3月に大学を卒業後、本格的に俳優業をスタートさせ、連続ドラマ「初恋の悪魔」(日本テレビ/2022年7月期)、連続ドラマ「トップギフト」(LINE NEWS VISIONで配信)などでの好演が話題となった。

同ドラマには水谷果穂、内藤秀一郎、那須ほほみ、丸山智己、森永悠希らの個性あふれるキャスト陣も集結。関東ローカルで全4回放送。放送終了後には、TVer、FODなどで見逃し配信が実施される。