NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」(月~土曜午前8時)の第79話が25日に放送された。

※以下ネタばれを含みます。

あらすじは、舞(福原遥)が営業から帰社すると思いもよらぬ客が、めぐみ(永作博美)を訪ねて来ていた。それは航空機産業参入支援セミナーで出会った、菱崎重工の荒金(鶴見辰吾)だった。彼は舞とめぐみにある提案をする。それは航空機の部品を試作してみないか、というものだった。設備的にIWAKURAでは難しいとめぐみは断ろうとするが、舞はまずその部品の図面を見せて欲しいと申し出る。そして舞は検討したいと言う。舞は社員に図面を見せるが、笠巻(古舘寛治)は難しいと話す。舞は東大阪の他の工場に協力してもらおうと提案する。めぐみはやってみようと言う。IWAKURAは初めて航空機部品に挑戦することになった。

新たな挑戦を巡り、子ども時代の舞の姿や父・浩太(高橋克典)が回想シーンで流れ、ネットも胸アツの展開となった。

ツイッターには「子舞ちゃん回想で出るだけで涙出る」「つられて泣いちゃうからダメ」「お父ちゃんが朝礼でみんなの前で夢語ったのが今になって効いてくるのが凄いね…泣」「回想シーンを差し込むタイミング良すぎるわ」「プロジェクト・リーダー舞」「いいねぇ、ワクワクするねぇ」「山田『なんで知ってんの』キター」「山田からのスタート」「クワバタさん オカン最高」などとコメントが並んだ。

同作は時代は90年代から現在、「物づくりの町」として知られる大阪府東大阪市と自然豊かな長崎・五島列島が舞台。東大阪で町工場を営む両親のもとに生まれたヒロインの岩倉舞(福原遥)は、祖母が住む五島列島で「ばらもん凧」に魅入られる。やがて入学する航空学校で“パイロットの卵”である仲間と励まし合いながらフライト訓練に挑み、飛行機で空を飛ぶ夢に向かっていく物語。福原は朝ドラ通算4度目のオーディションで2545人の応募を勝ち抜いて主役をつかんだ。長崎出身の歌手さだまさしが語りを務める。