元日向坂46の女優渡邉美穂(22)が3日、都内で、音楽劇「『逃げろ!』~モーツァルトの台本作者 ロレンツォ・ダ・ポンテ~」(10日初日)の公開ゲネプロに出席した。

モーツァルトのオペラ「フィガロの結婚」「ドン・ジョヴァンニ」「コジ・ファン・トゥッテ」の台本を書いたイタリアの詩人で台本作家、ロレンツォ・ダ・ポンテの奇想天外な人生を、史実をもとにロックアレンジされた音楽にのせて鋭く描き出す。

自由奔放なイタリア人女性、ココを演じる渡邉は「お話もすごく注目してほしいし、音楽も楽しみながら見ていただければと思います。女性キャストが私1人なので、皆さんのカッコよさに加えて、華やかさやつややかな部分を添えられたらと思います」と意気込んだ。

女性ばかりのアイドルグループ時代とはがらりと環境が変わったが、「私はすごく人見知りだったので、最初は女性1人でなじめるかどうかすごく不安だったんですけど、皆さん本当にお優しくて、話しかけてくださいます」と感謝した。

主人公のポンテを演じるA.B.C-Z橋本良亮(29)の印象を聞かれ「橋本さんは『ココ、元気か』『今日、寝たか?』って毎日確認をしてきていただけるんです。そういう一言でも緊張がほぐれました。とにかく必死についていこうと思います!」と答えた。

舞台は2月10日に福岡・キャナルシティ劇場で初日を迎え、大阪・梅田芸術劇場シアタードラマシティ、東京・新国立劇場中劇場でも上演する。佐藤流司、弓木大和、内河啓介、細見大輔、篠井英介、村井國夫らも出席した。