俳優で歌手の菅田将暉(29)が14日、東京・日本武道館でライブを開催した。昨年10月にスタートし、全国で12公演を開催した「菅田将暉 ライブツアー 2022“クワイエットジャーニー”」の特別追加公演で、武道館のステージに立つのは初めて。会場には約1万人が駆けつけ、自身最大規模の公演となった。

ライブは「クワイエットジャーニー」でスタート。3曲目「ソフトビニールフィギア」の前に「武道館ー」と叫ぶと、超巨大なスクリーンに菅田の姿がアップで映し出され、会場は最高潮に達した。

菅田は「まさかの武道館です。俳優業をやっていると、こんなに大勢の前に立っていることが不思議です」。さらに「1万人が集まってくださりました。スタンディングでも、座っていてもそれぞれの自由です」などと呼びかけた。

中盤では、お笑いコンビ、アルコ&ピース平子祐希(44)が先生役で登場し、恒例の寸劇を披露。「武道館でやるレベルに達していないよな。オールナイトニッポンを辞めたよな」などと何度も平子にダメ出しされた後に「見たこともない景色」を熱唱。「いやあ平子先生の認知度がすごいですね。ありがとう平子先生」と語った。

後半では新曲「美しい生き物」をサプライズで初披露。14日深夜0時からの配信開始を告知すると、大きな歓声にくるまれた。同曲は、あいみょんや奇妙礼太郎の楽曲プロデュースを手がけ、菅田も敬愛するサンデーカミデの提供曲。ジャケットは自身と交流のある俳優岡山天音が描き下ろした。

17年から音楽活動を始めた菅田は、19年リリースの「まちがいさがし」が各配信ストアで1位を獲得し、ストリーミング3億回再生を突破した。同年にNHK紅白歌合戦に初出場し、日本レコード大賞では特別賞を受賞。20年11月リリースの「虹」も再生3億回を超え、昨年10月にはツアー名を冠した「クワイエットジャーニー-EP」を配信リリースした。

アンコールでは、ともにパーソナリティーを務めたニッポン放送「オールナイトニッポン」で意気投合したヒップホップユニット、Creepy Nutsがゲストで登場。コラボ楽曲「サントラ」などを披露。最後は「ゆらゆら」を歌唱し、全21曲を歌いきった。【竹村章】