浜辺美波(22)が12日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた主演映画「シン・仮面ライダー」(庵野秀明監督、17日公開)プレミア上映レッドカーペットで「こんなに試写で、声が出ちゃったのが初めて」と驚いた。

浜辺は劇中で、緑川ルリ子を演じる。仮面ライダーこと本郷猛を演じる、主演の池松壮亮(32)が「1週間前に無事に完成しました。そして1週間後に無事公開できそうです」と語ったように、出来たばかりの本編を出演者として、初号試写で見たといい「台本で読んでいるはずなのに感嘆、驚きの声を抑えられない。公開が1日、1日、近づいているのもうれしく、この時間を楽しみたい」と押さえつつも、興奮を口にした。

SHOCKER上級構成員ハチオーグ役の西野七瀬(28)は「私は庵野さんの作品に出るのは初めて。まさか出られると思わず、1日、1日、楽しみながら撮影し、世界観に自分が存在しているのが不思議。完成した映画も楽しみに見ることが出来た」と笑みを浮かべた。

SHOCKER上級構成員コウモリオーグ役の手塚とおる(60)は、庵野監督の本格的な実写映画初監督作品の1998年(平10)「ラブ&ポップ」04年「キューティーハニー」16年「シン・ゴジラ」に続き、同監督作品への出演は4作目。「庵野監督とは4作目。毎回、毎回、新鮮な撮影方法、技術、アイデアを与えてくれて、僕は、ほぼ庵野さんで出来ている」とまで、心酔している思いを吐露した。

世界的な映画監督としても名高い、塚本晋也(63)は、浜辺演じるルリ子の父・緑川弘博士を演じる。「本当に、すごく多くのファンがいらっしゃる仮面ライダー。幅広い世代で人気。どのように皆さんに届くか楽しみ」と期待した。