米名門スタンフォード大学に現役合格して話題となった松本杏奈さんが29日までにツイッターを更新。X JAPANのYOSHIKIがSNSでの度を越した書き込みの自粛を求めたツイートを受け、自身も被害を受けた体験を明かすとともに「どんなスターでも、インフルエンサーでも、そのアカウントの向こう側では、しっかりとその人の人生を生きている。それを忘れないで欲しい」と訴えた。

YOSHIKIは28日、SNS上で殺害予告めいた書き込みを受けて警察に報告したことを明かし、「僕らは、アーティストという人前に出る立場である以上、そういった誹謗中傷は、さけられないのかもしれない。でも自分だけでなく、他のアーティスト達に対してもそのようなことがないように考慮してあげて欲しいと思う」と、度を越した書き込みをするファンに自粛を求めた。

松本さんはYOSHIKIのツイートを引用し、「私も、18歳の誕生日で本名と顔を表に出した時から今に至るまで、約2年間ずっと誹謗中傷には苦しまされてきた。殺害予告も何度も来た。未成年で訴訟を起こすのは大変だった」と、誹謗(ひぼう)中傷に苦しむ日々を振り返った。

松本さんに向けられる声の中には「表に出る限りそれは宿命だ」「それが耐えられないなら表に出るな」といったものも少なからずあったという。「でも、そうじゃないんだよ。画面の向こう側には、人間がいる。どんなスターでも、インフルエンサーでも、そのアカウントの向こう側では、しっかりとその人の人生を生きている。それを忘れないで欲しい」と松本さん。「どうか、YOSHIKIさんが そしてその他のアーティストの皆さんがそんな苦しみや辛さから解放されますように」と願いを込めた。