橋幸夫(79、本名・橋幸男)が1日、東京・浅草公会堂でラストコンサートを行う。声帯の衰えを理由に、2日後の80歳の誕生日で63年の歌手活動からの引退を表明していた。

開演に先立ち会見した橋は「(「潮来笠」のデビューから)よく63年間やれたなと感謝の気持ちでいっぱいです。自分自身に『よくやって来た』と言いたい。感無量で、もうやることはない」と話した。

先日、オーディションを行い、橋幸夫の名前と歌を継承する「二代目 橋幸夫」を4人選んだ。会見では4人も紹介した。川岸明富(あとむ、21)徳岡純平(22)進公平(27)小牧勇太(42)。グループ名「yH2」(幸夫・橋の頭文字と2代目の2)として、4人グループとして活動する。また、それぞれ橋幸夫の「夫」の字を変えた芸名になるが、発表はyH2のデビュー曲が発売される夏になるという。4人は「橋さんの名前に負けないように頑張る」と異口同音に話した。