結成16年以上の漫才師たちが対象となるフジテレビ系の新たなお笑い賞レース「THE SECOND~漫才トーナメント~」の記者会見が9日、都内で行われた。20日に最終決戦「グランプリファイナル」(土曜午後7時、全国生放送)に出場する、スピードワゴン、三四郎(小宮浩信のみ)、超新塾、ギャロップ、テンダラー(リモート出演)、マシンガンズ、囲碁将棋、金属バットの8組が登場し、抽選会に臨んだ。

準々決勝の第3試合はギャロップとテンダラーの関西ダービーが実現した。賞レース参戦について、ギャロップの毛利大亮は「緊張は続いてます。(テンダラーは)当たると怖い兄さん(先輩)だと思っていた」と打ち明けた。林は「そりゃ出ますよ。ここまでになるとは思わなかった。残念ながらトレンド入りしてなかったですけど」。続けて「劇場で会うたびに芸人さんが声をかけてくれる」と周りのサポートに感謝した。「どうせなら当たりたかった」と闘志を燃やした。

結成29年のテンダラーはリモート参加した。浜本広晃は「ドキドキした。楽しかった」と参戦した感想を語った。大会に優勝したら、白川悟実は「始球式とかやりたいです」と語り、会場の爆笑を誘った。優勝したら東京進出は? との問いには、浜本は「2人で相談して岐阜羽島ぐらいまで行こうかなと(笑い)」と語った。

今年2月の「選考会」を皮切りに、3月末には「開幕戦ノックアウトステージ32→16」、4月末には「ノックアウトステージ16→8」が開催された。優勝賞金1000万円をかけて戦う20日のグランプリファイナルは「フジテレビ開局65周年×吉本興業110周年 特別番組」として行われる。東野幸治と宮司愛海アナが司会を務め、小室瑛莉子アナがリポーターを担当。アンバサダーにはダウンタウン松本人志が就任。ネタ披露の時間は6分と定められており、6分30秒を超えた場合は総合得点から10点減点、それ以降は15秒を超えるごとに10点減点。

◆グランプリファイナル進出の8組 準々決勝組み合わせ(名前が先が先行)。

▼第1試合

金属バット(小林圭輔、友保隼平)VSマシンガンズ(滝沢秀一、西堀亮)

▼第2試合

スピードワゴン(井戸田潤、小沢一敬)VS三四郎(小宮浩信、相田周二)

▼第3試合

ギャロップ(林健、毛利大亮)VSテンダラー(白川悟実、浜本広晃)

▼第4試合

超新塾(イーグル溝神、タイガー福田、サンキュー安富、ブー藤原、アイクぬわら)VS囲碁将棋(文田大介、根建太一)

※準決勝は第1試合と第2試合の勝者、第3試合と第4試合の勝者が激突する。