フリーアナウンサー笠井信輔(60)が17日、インスタグラムを更新。16日夜に東京国際フォーラムで行われた日本映画批評家大賞授賞式で、妻の茅原ますみ(57)とそろって司会を務めてから一夜明け、妻との初仕事を終えた喜びと感慨をつづった。

笠井は元フジテレビ、茅原は元テレビ東京アナウンサーで、檀上で笠井が「私は、フジテレビでアナウンサーを」茅原は「私はテレビ東京で…」と、各々の古巣を明かした。その上で、笠井は「夫婦で仕事をするのは初めて。家族で、参観日に行っているような感じがします」と言うと、茅原と向かい合って「よろしくお願いします」と礼をしあい、会場を沸かせていた。

笠井は「去年に引き続き司会をさせていただいたのですが、今回、勝手が大きく違いました 一緒に司会をしたのが茅原ますみ 妻だったのです! 夫婦で司会の仕事をするのは、これが初めてです 何か授業参観の子供のような気分で、変な緊張感がありました」と振り返った。

檀上では、笠井が読み間違えた時や、ややかんだ時など、茅原が、そっとアシストする“おしどりぶり”も見られた。笠井は「さすがに妻のアシストは素早く確実で、私がちょっと読み間違いをしようものなら即訂正が入り台本を読み飛ばしそうになると、すぐに隣から指が出てきて、読まなければいけないところを指し示してくれました 悔しいけれども助かりました」と同業者としては悔しいながらも、それ以前に人生のパートナーである、茅原の的確なサポートに感謝した。

笠井は、元日本教育テレビ(現テレビ朝日)アナウンサーで現在はフリーの押阪忍(88)と栗原アヤ子(82)夫妻の例を挙げ「私が小さい頃、押阪忍さんが夫婦でアナウンサーをされていてそんな夫婦もいるのかと感心していたのですがまさか、自分がその立場になるとは」と、茅原との初仕事の実現に、改めて驚きと感慨をつづった。そして「また来年も夫婦でできるといいなと思いました」と再タッグ実現を希望した。