花江夏樹(31)が27日、東京・シネマサンシャイン池袋で行われた、中国のCGアニメ映画「雄獅少年/ライオン少年」(孫海鵬監督)公開記念舞台あいさつに出席し、若い頃、出版社の重役と乗り合わせたエレベーターの中で嘔吐(おうと)するなど、お酒で大失敗したエピソードを明かした。

日本語吹き替え版で、獅子舞と出会って挑戦し、成長していく少年チュンを演じた花江は、チュンを獅子舞に目覚めさせたヒロイン・チュンを演じた桜田ひより(20)の「10代、20代のうちに経験しておいた方がいいことは?」との質問に即、答えた。「僕は20代なり始めくらいの時、お酒でメチャメチャ失敗して、いろいろな人にメチャメチャ怒られて今、ちょっと落ち着いているんで」と胸を張った。

所属の「アクロス エンタテインメント」の先輩・山寺宏一(61)からは「そんな怒られたの? すぐ酔っぱらって泣く、という、うわさは聞いているけど」と突っ込みが入った。花江は「エレベーターで、出版社の偉い人に囲まれながら、その中で吐いちゃったりとか」と明かした。そして「汚い話で、すみません。経験しておいた方が、ちゃんと(出来る)失敗は酒絡みしかない」と、桜田と観客に呼びかけた。

2歳になる双子の娘の父でもある花江は、娘を寝かしつけた後、妻と晩酌するのが楽しみだと明かした。一方で「あんきもとか、つまみながら飲むんですが…この前、人間ドックの結果が出まして…少しばかり尿酸値が高い」と、30代に入ったばかりで早くも尿酸値に問題が出ていると明かした。「まだ大丈夫なんですけど、プリン体の低いものに替えましょう、ということで…かずのこ、いくらとかもプリン体が少なくて」と、つまみを替えたと明かした。飲む酒も「日本酒をやめて焼酎とか」に替えたと触れた。そして「『通風少年』とか書かれたら…」と、舞台あいさつ後の芸能ニュースの出方に一抹の不安を訴えた。